普通のドレスでフィギュアスケート
あられもない演技
リンクを滑って行く梨菜。パフスリーブが愛らしい桃色のミディドレス。およそフィギュアスケートの会場に似つかわしくないそのドレスはフィギュアスケートのコスチュームではなく、全く普通のドレスであった。
「スカート丈が膝より下まである普通の服で競技を行うこと。」それはフィギュアスケートに一層の美しさを求める国際連盟の方針で決まった新ルールだった。今回はその試みなのである。
梨菜は初々しくあどけない顔立ちに競技用の化粧を施し、とても愛らしかった。リンクに立つ時が最も輝く美少女である。
ウォームアップの滑走をする梨菜。放送席ではアナウンサーが梨菜の衣裳について解説をした。
「とても可愛らしい衣裳です、紀平梨菜選手。紀平選手は、普段着といってもスカートはなるべく広げたいんだと、そこは少しでも女の子らしい可愛さを表現したいんだと話していました。可愛らしい衣裳ですねえ、川添さん。」
川添と呼ばれた男は解説者の中年男性だった。
「可愛らしいですね。普段着というか、ドレスですよね。しかし、あの服装でどこまでジャンプできるか、未知数ですね。」
「そうですね。連盟の規定で、スカートは膝丈よりも長いことと定められています。紀平選手のスカートも膝より下まである、フィギュアスケートには少々長すぎる丈のものですが、今日はそのためにこれまで大波乱が起きています。やはり長いスカートでジャンプをするのはかなり厳しいようですね川添さん。」
「そうですね。」
「本日の放送は元フィギュアスケーターでオリンピックゴールドメダリストの川添勇一さんに解説をしていただいています。」
ウォームアップを終えた梨菜は、両手を右頬の横で組んで夢見る少女のようなポーズを取った。音楽が鳴る。それと同時にフッと動き始める梨菜。桃色ドレスのスカートがふわりと舞った。
梨菜はゆっくりと回転した。スカートとともに白いパニエが舞い、覗く。
アナウンサーは実況を行った。
「紀平選手はスカートを広げるためにスカートの下にもう一枚、白いものを着用していますが、スカートの広がり方から考えると思ったよりかなり薄いもののようです。ペチコート、というんでしょうか?スリップとは違うもののようです。川添さん、あれだけスカートが広がっていることから考えると、かなり厚手のものを下に穿いているかと思われましたが、ごく薄いもののようです。この、スカートを広げるために薄いものを着用したのは空気抵抗を減らす目的でしょうか?」
「そうですね。ドレスの下には幾重にもなった下着を穿くことがありますが、あまりそのようなものを穿いてしまうとどうしてもジャンプで不利になりますから、薄いものを選んだんだと思います。見たところ、かなりめくれやすいようですが、めくれても下にはレオタードなどを穿いていると思いますので、大丈夫と思います。」
「今日は他の選手も皆レオタードかアンダースコートを着用していました。スケートコスチュームではなく普段着る服装でという連盟からの指示ですが、洋服の下まで完全に普段着という選手は、さすがにいません。紀平選手も同じように対策していると思われます。川添さん、やはり下着が見えてしまっては大変ですからね。」
「そうですね。十代を中心とした女の子たちですからね。それがあっては大変だと思います。」
やがて梨菜は冒頭のトリプルアクセルへと準備態勢に入った。
「さあ冒頭のトリプルアクセル。」
跳ぶ梨菜。高速で回転をする。
桃色の膝下丈スカートが大きく広がり、白いパニエがそれに遅れて舞い上がった。フィギュアスケートの衣裳と違い、かなり盛大なスカートのめくれ上がり方だった。
時を置かずして梨菜の下半身が完全に露出した。白い薄手のストッキング越しに純白のパンティーが見えた。
そう。それは、競技用のレオタードでもアンダースコートでもなかった。普通の可愛らしいフリル付きパンティーなのだった。
梨菜が穿くストッキングはごく薄いもので、彼女の太ももに艶を与える程度のものだったため、白いパンティーはほぼ直接見えているような状態だった。
パンティーの前側にはやや大きめな水色のリボンが付いていた。
着氷する梨菜。スカートが遠心力でよじれるように回転し、後ろ側はパニエもろとも背中に乗ってしまった。パンティーの尻側が丸出しとなった。
そのまま後ろ向きに滑って行く梨菜。白いパンティーに尻の割れ目がクッキリと出ていた。
「トリプルアクセル!決まりました!」
会場が拍手をする。それとともに、観客たちのどよめきが聞こえていた。
なんと生パンティーで演技をしていた梨菜。その光景に客席は驚いていた。
「川添さん、紀平は完全に普段の服装をしているようですよ!」
アナウンサーは梨菜のパンチラに興奮した様子で声を上ずらせつつも、遠回しに梨菜のパンティーのことを言った。
「そうですね。パンティーですね。」
解説者は露骨に言ってしまった。
「見ちゃっていいのかな。紀平選手、16歳ですよ…。」
解説者は続けた。
「普通のパンティーで滑ってしまうのは、ちょっと驚きですね…。」
「見えてしまうのは分かっていたことと思いますが、ずいぶんと大胆な紀平選手の衣裳であります。」
梨菜はまたジャンプをした。
丈の長いピンクのスカートと白い薄手のパニエとが盛大に舞い上がる。
白いパンティーが丸出し。
「トリプルルッツ。これも綺麗に決まりました。」
会場に拍手と、どよめきが起こった。
「川添さん、スカート丈が長いとジャンプした時の光景が美しいですね。」
「ええ、すごいですね。本当に大きく広がって…。普段穿くパンティーが丸見えになっちゃってますね…。」
解説者はドレスでパンチラする梨菜の姿を目の前に見て興奮をしていた。初々しくあどけない顔に競技用の化粧を施した愛らしい梨菜の顔立ち。桃色のキュートなドレスを乱し、あられもなくパンチラを繰り返すその姿。解説者は卑猥な興奮に顔を赤らめていた。
愛くるしい梨菜は氷上を舞い踊り、滑って行った。
ドレスのスカートは梨菜の動きに遅れて揺れていた。
前屈の姿勢となった時、スカートの後ろが持ち上がって、パンティーすれすれまで、ストッキングに包まれたつややかな太ももの裏が露出した。会場の男性客たちは思わず身を乗り出し、覗き込むようにして見た。
見えそうで見えない。
前側に垂れたスカートの内側には真っ白なパニエが輝いていた。
片脚を前に上げてのスピン。
梨菜がこちらに向く時、彼女の股間に白いものがチラリチラリと見えた。
男性客たちはますます身を乗り出した。
今度は後ろ向きに滑走する。
桃色ドレスのスカートは大きくめくれて白いパニエごと背中に乗り貼り付いてしまった。
それはフィギュアスケートの衣裳のスカートが背中に貼り付くのとは全然ワケが違う。膝より下まである丈の長いスカートがバッサリめくれ背中に乗るのだ。その迫力はすごかった。
会場内に男性客たちのどよめきが上がった。
薄手の白いパンスト越しのパンティーが丸出し。尻の割れ目がクッキリ出ていた。
男性客たちの股間ではこの時、皆ズボンが高いテントを張っていた。
「しかしフィギュアスケートに、より一層の優美さをということで行われた今回の試み。スカート丈の長い普通のドレスを着た演技は想像以上に美しいです。紀平選手の動きに合わせてドレスのスカートが舞い踊ります。綺麗ですね、川添さん。」
「そうですね。これまでの女子フィギュアでもスカートはひらひらとなびいたのですが、膝下まで丈のあるスカートだと比べものにならないくらい大きく舞い上がってしまうんですね。」
解説者は赤らめた顔をして言った。
「もともと女子フィギュアではスカートの下が丸見えになるわけですが、普通のドレスがめくれてというのは全然違います。しかも紀平選手の場合、普段穿くパンティーですから…。なんだか…、いけないものを見てる感じがしますね。」
解説者はやはり梨菜のパンチラしか眼中になかった。彼の下腹部でもまた、スラックスの股間が高いテントを張っていた。そして隣で解説を聞くアナウンサーもまた、グレーのスラックスの股間を膨らませ、小高いテントを張っているのだった。
梨菜はまたジャンプした。
「トリプルフリップ。ダブルループ。ダブルトウループ。」
興奮気味にアナウンサーが実況した。彼は梨菜の演技に興奮しているのではなかった。彼女のパンチラに興奮しているのだった。
梨菜の膝下まである長い桃色のスカートは白いパニエとともに舞い上がり、純白のフリルパンティーを見せては戻り、また舞い上がった。そしてまた戻りかけ三度舞い上がった。三度に及ぶパンチラ。全てテレビカメラに捉えられていた。
「スケート靴を除いては全て完全に普通の服装で演技している紀平選手。ここまで完璧な演技を続けています。川添さん、服装のハンデは見られませんね。」
「そうですね…。パンティーが…、ああ…。」
解説者にはアナウンサーの声など聞こえていなかった。滑走し回転する梨菜のドレスは大きく舞い踊り、白いパンティーがチラチラと露出していた。
「普通の服装だからこそ、見られてはいけないという心理的なものもあるかと思うのですが、紀平選手にはそういった躊躇も見えませんか?」
「はい…。あ、何ですか?」
滑走する梨菜のパンチラに見とれる解説者はアナウンサーに聞き直した。
「紀平選手には、見られてはいけないという躊躇は見られないでしょうか?」
「あ…、そうですね。同じ、お尻を覆うものが見えているわけなんですけれども、普段穿くパンティーとなると、不思議に、全く違って見えますね。」
解説者は全く役立たずだった。彼の視線は梨菜の乱れるドレスのスカートだけを追っていた。彼の股間のテントは脈打ち始めていた。
これには呆れたアナウンサーであったが、しかし彼とて実は、スラックスの股間を同様の状態にしているのだった。アナウンサーの股間のテントも小高く張り、脈打っていた。
2人とも梨菜のあられもない演技に激しく興奮していた。
リンクの梨菜は高速スピンをした。両腕を高く上げ脚を揃えてクルクルと回る。膝よりも長い丈の桃色スカートがパニエを後に従えて盛大に広がり舞い上がって行く。全方向丸見えとなる純白フリル付きパンティー。場内に男性たちのどよめきが起こった。
「うわあ…、見えちゃってるな…。」
解説者が独り言のように言った。
「場内、食い入るように見つめています。」
アナウンサーの実況は、エロティックな意味にしか聞こえなかった。
梨菜はさらにステップシークエンス。舞い踊り、後退時に背中に貼り付く丈の長いスカートとパニエ。
滑走しながらの回転。広がり舞う桃色スカート、そして白いパニエ。純白のパンティーがチラリと…。
「ああ…、これはもう、相当に見られちゃってるなあ…。」
と解説者は言った。
「場内は1万5千人の超満員です。」
アナウンサーが続けた。
アナウンサーは下劣な言葉など一切使わず客観的に実況をしていたが、その実況は解説者ともども、梨菜を辱めているようにしか聞こえなかった。そして実際、それがアナウンサーの意図だった。彼は今、梨菜を辱める実況をしながら股間のテントを一層膨らませ脈打たせているのだった。
「紀平には、16歳の美少女ということで男性ファンが大勢います。」
アナウンサーは言った。
「今日も会場は男性客でいっぱいです。1万5千人、満員の観客のうち、1万人以上は男性のように見えますね。」
「そう、すごい男性客の数なんです。」
解説者は赤らめた顔で言った。
「その前で、紀平は踊っているわけですよ…。」
解説者は、リンクの中パンチラして踊る梨菜を目で追いながら股間を脈打たせ言った。
「ドレスの下は、完全に普段身に着ける服装です。」
アナウンサーと解説者との掛け合いによる梨菜の辱めは続いた。
「紀平梨菜ですからね。久々に出た日本女子フィギュア界の美少女です。それが、普通のパンティーというのはしかし…。すごいなあ…。」
解説者は言った。
アナウンサーは続けて、
「国際連盟の今回の試みは、紀平選手にとって、とてもつらい経験を強いてしまったかも知れませんね。」
と言った。
「16歳の美少女ですよ。」
解説者は言った。
「それが1万人を超す男性客の前に普通のパンティーを晒してしまうというのは…。ああ、これはなんとも…。恥ずかしいなあ…。」
2人のスラックスは股間にテントを張り、激しく脈打っていた。
衆人環視の中、桃色のドレスを乱し、あられもない姿を披露している16歳の美少女。
アナウンサーと解説者とは、梨菜の演技終了前に揃って射精してしまうのではないか?そのようにさえ見えた。
しかし、2人にとって最悪の事態は避けられた。梨菜の演技は全て終了した。
梨菜は客席にお辞儀をするため、リンクの中央でクルリ回転した。桃色のスカートが翻り、白いパニエが覗いた。止まる梨菜。スカートを両手でつまみ、両端を持ち上げながら脚を交差させ、腰を落として客席にお辞儀をした。客席は立ち上がりスタンディングオベーションを送った。この時、梨菜はスカートだけつまみ上げてしまっていたため、白いパニエが大きく露出をしてしまっていた。これは梨菜の大失態だった。なんともぶざまな格好だった。客席で立ち上がり拍手を送る男性客らはこの醜態にも刺激を受けていた。彼らの股間は高くテントを張り、多くの者はそれを脈打たせていた。リンクの中央でドレスのスカートをつまみ上げ、自らパニエを露出させてお辞儀をし微笑む梨菜の姿。それはぶざまとしか言いようがない、恥ずかしい姿だった。
梨菜はまたスカートを翻して回転し、別の方向を向いて止まった。スカートは梨菜が止まっても遠心力で翻り続け、白いパニエが覗いた。スカートの両端をつまみ上げ、脚を交差させて腰を落としお辞儀する梨菜。今度もまたスカートだけつまみ上げてしまい、白いパニエが大きく露出した。
なんともだらしのない格好。
梨菜は気付いていないが、一流フィギュアスケート選手として赤恥をかいていた。後で知ったら顔が真っ赤になることだろう。
会場には拍手が続いていた。男性客たちは梨菜の醜態を見つめ、股間を脈打たせていた。梨菜はさらに回転し、スカートとパニエとをひらり広げて止まった。スカートをつまみ上げお辞儀。またもパニエ丸出しとなってしまった。梨菜はさらにもう一回、別の方向へ同じようにしてお辞儀をした。最後まで白いパニエは丸出しであった。パンチラは覚悟の上だったろうが、この醜態は完全な誤算だった。
スローモーション
梨菜はキスアンドクライで採点結果の発表を待っていた。
放送席ではモニターに梨菜の演技がスローモーションで映し出され、アナウンサーと解説者とが梨菜の演技を振り返った。映像は会場の大スクリーンにも映し出されていた。観客たちがそれを見上げる。
冒頭のトリプルアクセルを跳ぶ梨菜。モニターと会場の大スクリーンにはゆっくりとスローモーションで回転しながら跳び上がる梨菜の姿が映し出された。
大きく盛大にめくれ上がり舞う桃色の膝下スカート、白いパニエ。
「ああ、スカートの舞い上がり方が非常に美しいですね。」
「これですね。ああ…、やはり普段穿いているようなパンティーですね。」
梨菜のパンティーが丸出しになっていた。
「ああ…、こんなスローモーション映されたくないんじゃないかな?紀平選手…。これはちょっと、可哀想だな…。会場のスクリーンにも映されちゃってて…。男性客みんな見てますよ…。ああこれ、恥ずかしいな…。」
解説者の股間ではスラックスが大きく盛り上がり、脈打っていた。
「客席にはざっと1万人を超す男性客がいます。皆、会場のスクリーンに映し出されたリプレイ映像を見上げています。」
アナウンサーが補足した。そして股間のテントを脈打たせていた。
会場の大スクリーンには、トリプルアクセルを跳ぶ梨菜のスローモーションが映っていた。正面に水色のリボンと白いフリルが付いた純白のパンティーが丸出しとなっていた。その状態で梨菜はゆっくりと回転をしていた。大きく広がり舞い踊る桃色ドレスのスカートとパニエ。丸出しのパンティー。
客席では、テントを張った股間をこする者が現れていた。
右も左もこすっていれば恥ずかしいことはない。その数は加速度的に増えて行った。
皆、大スクリーンを見上げたままだ。
隣に女性が座っている男たちはさすがに我慢していたが、彼らの股間はテントを張り、激しく脈打っていた。中には隣の女性に構うことなくズボンの股間をこする者もいた。
「レオタードやアンダースコートで出場する選手たちの中で、紀平選手は完全に普段通りの服装でした。」
アナウンサーは言った。彼の股間も脈打ったままだった。
滑走して行く梨菜のリプレイ映像。前屈してスカートの後ろが持ち上がり、ドレスの中に白いパニエが覗く。後退時に背中へ貼り付くスカートとパニエ。尻の割れ目がクッキリ出た白いパンティー。
モニターと大スクリーンの梨菜はまたジャンプをした。スローモーションでパンチラが映されて行く。モニターの中、そして会場の大スクリーンの中、盛大にめくれ上がり舞う梨菜の桃色スカートと、それよりやや下で踊り狂う白いパニエ。前側に水色のリボンが付いたフリル付き純白パンティーが全開に…。その時、梨菜のへそまでもがハッキリと見えた。
「あ、おへそまで見えちゃってるな…。」
解説者は言った。
客席では男らのどよめきが起こり、彼らは股間の突起物をしきりにこすった。
「本当に完璧な演技ですね。」
アナウンサーが言った。
彼のテントも暴発寸前だった。
モニターと大スクリーンの梨菜はさらにまたジャンプした。スローモーションでパンチラが映されて行く。今度は3連続。盛大に大きくめくれて、はためき舞い踊るドレスのスカートとパニエ。丸出しの白いパンティー。いったん収束して行くドレスのパニエとスカートは次のジャンプでまた前と同様にめくれ上がり大きく広がって舞い踊った。
水色のリボンが付いたフリル付きの純白パンティーが丸出しに。
そして着氷して行く梨菜。生地のたっぷりとしたドレスは遠心力でよじれながら白いパニエとともに惰性で上へとめくれ上がり続けた。一方、梨菜は反対に下へとパンティー丸出しの状態で着氷して行く。また、へそまでが丸出しとなった。
「完全に普段通りの服装をした紀平選手です。」
アナウンサーは言った。
彼の股間ではグレーのスラックスが高く隆起し、かなりのペースで脈打っていた。
スローモーションの映像の中、16歳の美少女は初々しい、あどけない顔に化粧を施した可愛らしい顔立ちで演技をしていた。
両肩に膨らむパフスリーブも愛らしいピンク色のドレスを着て、そのドレスを盛大に乱しながら、スローモーション映像でパンチラを晒し続ける。
解説者のスラックスも暴発寸前だった。
客席では男性客たちが股間をこすりながら、腰を前後させ始めていた。彼らの興奮も激しさを増し、もはや腰を動かさずにはいられないのだった。
画面では梨菜がコンビネーションジャンプの3回目を跳んだ。スローモーションで回転して行く梨菜。膝下丈の桃色スカートが白いパニエを引き連れて大きく広がりめくれて行く。
「ドレスのめくれ方が、本当にすごいですね。」
解説者は股間を脈打たせながら言った。
それは確かにものすごかった。膝下まで丈のある桃色ドレスのスカートは生地がたっぷりで、驚くほど大きく広がり、盛大にめくれ上がっていた。それは、フィギュアスケートだけではない、日常の生活でも普段目にする光景ではなかった。
ジャンプしたままスローモーションで回転して行く梨菜。大きく広がり舞うドレスのスカート。そして白いパニエ。スカートが先に高く舞い上がって、白いパニエが後を追う。そして水色のリボン付き純白フリルパンティーが完全に露出。梨菜が向こう向きになるとパンティーの尻には割れ目が鮮明に浮き出た。
「これはすごい…。私、普通のドレスでフィギュアを踊るというのは考えたこともありませんでしたけど…。ああ、すごいな…。これは、すごい…。」
解説者のスラックスのテントは激しく脈打ち続けていた。隣で解説を聞くアナウンサーもまた、スラックスを高らかに脈打たせていた。
客席では男性客たちが腰を突き出すように動かしながら、しきりに股間をこすっていた。大スクリーンの中の梨菜はもはや下劣な見世物だった。
画面では着氷して行く梨菜が映し出されていた。今回もドレスのスカートとパニエとは梨菜の動きに反していったん上までめくれ上がった。パンティー丸出しとなる梨菜。へそが見えた。そしてドレスは白いパニエから先に収束をして行く。
と、その時である。
「あっ…。」
アナウンサーが何か声を発した。
彼はそのまま黙って、前のめりの姿勢となった。
目はしっかりとモニターを見つめている。
彼の股間では今、グレーのスラックスに内側から白い液体が染み出た。
なんと、アナウンサーは陰茎をしごくこともせぬまま、放送席でモニターを見ながら果ててしまったのだった。
モニターを見つめたまま腰を前後させるアナウンサー。
「お、おおっ…。」
解説者が限界を超えたのもほぼ同時だった。彼のピンストライプの茶色いスラックスにもまた、内側から白い液体が噴き出した。それはアナウンサーのものより激しかった。まさに「噴き出す」と言うのがふさわしい状況だった。さすがゴールドメダリストといったところか。
彼もまた、モニターを見つめて放送席に座ったまま腰を前後させ始めた。
アナウンサーと解説者とは、放送席でモニターを見つめたまま腰を突き出すように前後させ、パンティーを晒して滑走する梨菜を見つめてスラックスを濡らし続けていた。解説者のスラックスからは白い液体が数回に分けて噴き上がっていた。その度にスラックスはドクンドクンと大きく脈打った。アナウンサーの股間でもスラックスは同様の動きを見せていた。
16歳美少女の生パンチラ。大群衆が見つめるスケートリンクの中で、愛らしいドレスを翻して盛大にパンチラを繰り返しているあられもない姿。そのスローモーション映像は、アナウンサーと解説者、2人にとってはあまりに刺激的過ぎた。
そして、それは会場の男性客たちにとっても同様であった。彼らも大スクリーンを見上げつつ、そこここで果て始めていた。若い青年も中年も初老も皆、ズボンの股間をこすりつつ、腰を前後に動かしながら大スクリーンの梨菜を見て次々と果てて行った。スケートリンクの客席には、次第に淫液の香りが漂い始めた。
1万人を超える男性客の数。その淫液の匂いはまもなく、キスアンドクライに座る梨菜の鼻にも臭って来た。彼女は鼻をひくつかせて不思議そうにあたりを見回した。彼女にはそれが何の匂いか分からなかった。しかし梨菜は、男性たちが放った精液の匂いに全身包まれているのだった。
インタビュー
インタビューの場に、梨菜はドレス姿のまま出て来た。
インタビューは実況とは別の若い男性アナウンサーが担当した。
「紀平選手。今日の演技では、下着のようなものが見えていたように思うのですが?」
彼は梨菜に問いかけた。
「はい…。」
梨菜は恥ずかしそうに答えた。
「下着だったんですか?」
梨菜はちょっと困ったように顔を赤らめたが、「はい」と小声で言って恥ずかしそうにうなずいた。
梨菜は両手を広げパフスリーブの肩をすくめるようにして、ドレスのスカートの上からパンティーを穿いている部分を押さえた。
「それは演技用に用意した衣裳ですか?それとも本物の下着ですか?」
インタビュアーは尋ねた。
「ええ…?」
梨菜は困って顔を赤らめ笑った。
「本物です…。」
彼女は正直に答えた。
梨菜の顔が一層紅潮して行く。
パフスリーブの両肩をすくめた梨菜の両手は、ドレスの上からパンティーを押さえ込み隠すようにせわしなく動いた。
「初めはレオタードを用意してたんですけど…」
梨菜は説明を始めた。
「どうしても演技に支障が出てしまって…。トリプルアクセルはどうしても成功させたかったので、変更することにしました。
「で、アンダースコートは用意していなかったので、仕方なく…。」
そう言って梨菜は少しはにかみつつ困惑の顔を浮かべた。
「仕方なくどうされたんですか?」
アナウンサーは意地悪く問い詰めた。
「ええ…?言わなきゃ駄目ですか…?」
困ったように笑う梨菜。
肩をすくめたままドレスの上でパンティーを隠すかのように広げた両手を動かしていた。
「おうちから穿いて来たもので出ました…。」
梨菜はそう言って恥ずかしげにうつむいた。
彼女は肩をすくめたまま、ドレスの上からパンティーの部分を強く押さえ込んだ。
「ということは…、紀平選手が普段身につけている下着だったんですね?」
アナウンサーは興奮気味になおも問い詰めた。
「はい…。」
梨菜は恥ずかしそうに答えた。
「紀平選手。演技中、その下着が見えてしまっていたのですが、それは、大丈夫ですか?」
アナウンサーはセクハラインタビューを続けた。
梨菜は「駄目です…!」と答え、広げた両手でドレスのスカートを強く押さえた。パフスリーブの両肩は恥ずかしそうにすぼめている。
アナウンサーはなおも問いかけた。
「でも演技中ずっと下着が見えてしまっていて、演技終了後には会場の大スクリーンでスローモーションが映し出されました。今夜テレビ放送があり、世界でも放送されてしまうのですが、それはどう思われますか?」
梨菜は無言でドレスのスカートを一層強く押さえ込んだ。
顔は真っ赤だった。
「おうちから穿いて来たパンティーが見えてしまうかも知れないということで、演技に支障はありませんでしたか?演技したら当然、見えてしまうのは分かっていたと思うのですが…。」
梨菜は顔を赤らめ黙っていた。目には涙が溜まっていた。
「実際3回のジャンプ、そしてスピン、ステップシークエンスと、おうちから穿いて来たというパンティーがたくさん露出してしまいました。大勢の観客が見守っていました。男性も大勢来ていました。やはり、恥ずかしいですか?」
アナウンサーは梨菜を言葉責めにしていた。
「普段、紀平選手が本当に穿いているパンティーだったわけですよね?」
梨菜は開いた両手でドレスのスカートを押さえ込みながら、真っ赤な両頬に涙を流した。
「見ないでください…。」
梨菜は泣いてうつむきながら言った。
「テレビは…、見ないでください…!」
梨菜はうつむいてカメラから目をそらしつつ声を大きくした。
「でも、これは今夜、必ず放送されます。それに、会場のお客さんたちにはもうスクリーンのスローモーションまで見られてしまいました。紀平選手は16歳の美少女フィギュアスケーターということで男性ファンも多く集まっています。男性にも見られてしまいました。大勢の男性から見られてしまいました。演技中は大丈夫でも、今は恥ずかしいということですか?」
梨菜はうつむいて泣きながら片手でマイクを退けるようにした。そして両手で顔を覆い、横を向いた。梨菜は耳まで真っ赤だった。
そしてそのまま梨菜は泣き続けた。
パンチラ女王の宿命
テレビ放送翌日のスポーツ新聞各紙には、一面トップに大きく梨菜のパンチラ写真が載った。なか面にはカラーで様々なパンチラシーンが掲載された。その日のスポーツ新聞各紙は梨菜のパンチラ写真集と言って良かった。日本全国で、梨菜ファンのみならず男性たちが楽しんだ。全紙を買う者も多く、スポーツ新聞各紙は完売した。ネットには梨菜の演技シーンがスローモーションを含めて相次いでアップされて行った。これらの閲覧数もうなぎ登りだった。射精するアナウンサーと解説者の姿は動画で撮影され、SNSに上げられてしまった。これはこれで、かなりの騒ぎとなった。「ロリコンコンビ」と2人にはあだ名が付いた。客席で男性客たちが射精した件もまた、スポーツ新聞やネットニュースで取り上げられた。
ちなみに梨菜はショートプログラム1位だった。演技も完璧だったが、下着まで全て普段通りということが大きな加点となり、世界記録での1位となった。ただ、そういう理由での世界記録は、2日後にフリープログラムを控える梨菜にとっては大きな悩みの種だった。もはや、今からアンダースコートなどを穿くことはできなくなってしまったのだ。勝ちにこだわる梨菜には、衣裳の下を同じ状態にしてフリーのリンクに立つ他ないのだった。
(完)
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