〜投稿編 by えびすさん〜





第3話 高校生活(前編)





羞恥の中学生活を送った小夜子は、名門女子中学を卒業した後、その高等部へ進学せず人里はなれた全寮制の女子高へ転校した。
その女子校も名門であり、寮は全て個室であった。

その学園で、あの事件の前と変わらぬ穏やかで華やかで清らかな生活を小夜子はおくっていた。
小夜子の素直で人の良いおっとりとした性格により、たくさんの仲の良い友達ができていた。
ただ、その秘密だけは誰にも打ち明けられなかったが・・・。
また、もちまえの頭のよさで、成績は優秀でクラスメートから一目おかれていた。

1年は何事もなく過ぎた。
そして、少女だった彼女は、少し背も伸び、胸も形よくふくらみ、フレアスカートで着飾った姿は立派なレディとなった。


しかし、ふたたび恐れていた事件が起こったのだった。

二年生になった時、クラスへ新しい生徒が転入してきた。
転入生の名は三智子と言う。 彼女は以前の友人からの伝え聞きで小夜子の秘密を知っていたのだった。

そして、その年の夏の事である・・・・
小夜子は三智子とそれほど親しくはなかったが、三智子に教科書の分からないところを教えてほしいと言われ、三智子の部屋を訪ねていった。

小夜子がドアをゆっくりとノックすると、中から声がして扉が開けられた。
「いらっしゃい。 来てくれて ありがとう。」
三智子の後ろの部屋の中に、他の少女が二人来ているのが見えた。
彼女たちは、いつも三智子と連(つ)るんでいる少女たちであった。
小夜子は、ほんの一瞬、少し引っかかるものを感じたが、すぐ それを無意識に打ち消してしまった。
そして 部屋へ入って行った。

「みなさん、ジャスミンティーはいかが? 今朝摘んできたばかりのジャスミンなのよ。」
そう言って、三智子は ティーカップを 皆の前へならべ 紅茶を注いだ。
部屋の中いっぱいにジャスミンの甘い香りが広がった。

「お茶を摘むには季節外れじゃないかしら?」
小夜子は そう思ったが、口には出さなかった。
四人は紅茶を飲みながら勉強を始めた。


「ねえねえ、ここって どういう意味かなあ?」
そう言いながら三智子が、英語の教科書の文章を指差しながら小夜子に寄り添ってきた。
その時である。
三智子は小夜子のティーカップを肘で倒してしまい、紅茶が小夜子に降りかかった。
紅茶は多量に残っていたため、小夜子のスカートは、まるで おもらしをしたかのようにぐっしょりと濡れた。
「きゃっ! ごめんなさい。 染みになったら大変! 着替えの服貸すからシャワーを浴びてきて。」
「バスタオルは、脱衣所にあるから自由に使ってね。」
三智子は謝り、小夜子をシャワー室の脱衣所へ押しこんだ。
この学校の寮には、各部屋にシャワー室が付いている。
部屋のシャワー室といっても立派なもので、脱衣所、シャワー室ともに四畳半くらいの広さはあった。

「仕方ないわね。」
小夜子は、ちょっとの間 思案していたが、そう言うと服を脱ぎシャワーを浴び始めた。
ただ、念のためシャワー室の扉へバスタオルを掛けておいた。
「三智子さんが指差していた あの英文、どういう意味だったかしら・・・」
シャワーを浴びながらも、そんな事を考えてしまう真面目な小夜子だった。

「シャァァーー」
シャワーの音は勉強部屋まで聞こえていた。
三智子ら三人は、お互いに顔を見合わせて卑(いや)らしく笑いあった。
三人は服を脱ぎ、全裸となり、かねてより蝋(ロウ)で滑りを良くしておいた脱衣所の扉を音も無く開けた。
そして、小夜子にバスタオルを取る暇を与えずシャワー室へ押し入った。
「キーー バタン!」
「さ・よ・こ さん! おじゃましますわよ」
急に入ってきた三人に、小夜子はあわててシャワーを止め、首だけで振り向いた。

「女同士なんだから、裸のつきあいをして仲良くなりましょうよ」
そう言いながら、三智子は小夜子の前へ回り込んできた。
小夜子は、さりげなさを装いながら(その実 必死で)両手で股間を隠した。
そして、引きつった笑顔で三智子を見やった。

「小夜子さんは素敵よね! お勉強もできるし、美人だし、素敵なモノも持ってるし!」
そう言って、三智子は友人二人に目配せした。
すると、素早くその少女たちは、小夜子の両腕をとって股間から引き離した。
「きゃっ やめてください。 どうかやめて!」
小夜子は身をよじって激しく抵抗した。
しかし、手際良く後ろ手に洗濯物ロープで縛り上げられ、シャワーノズル掛けに手首を結び付けられてしまった。
ノズル掛けの高さは、小夜子の肩甲骨のあたりになる。
これは、小夜子にとって後ろ手に手のあがる限界の高さである。
このため、小夜子は、ぎりぎりまで背伸びをして腕の苦痛から逃れなくてはならなかった。
その結果、上半身前かがみで足をそろえて、限界まで背伸びをした状態となった。
小夜子は、顔を真っ赤にして全身を小刻みに震わしていた。
それは、腕の苦痛のためだけではなく、中学時代の屈辱と羞恥を思い出したためでもあった。

三智子とその友人二人はしゃがみ込み、小夜子の股間の前に顔を突き合わせて、その部分を凝視していた。
「ひゃー ホントにアレがついてる」
「でも、話で聞いてたのより小さいわ」
「男の人のこれと女の子のあれの両方ついてるっていう三智子の話は本当?」
小夜子の淫茎は縮こまり、身体と一緒に小刻みに震えていた。
また、陰嚢(いんのう)は、そろえられた足の間に半分挟まっていた。

「足が閉じてると見づらいわね。」
そう三智子は言うと部屋へもどり、30センチほどの高さの木製の脚立の様な物を二つ持ってきた。
それは、最近の家では見られなくなった物取台(ものとりだい)であった。
「三智子、それ何? そんな物どうするの?」
「二人とも手伝って! この子の両足を開いて、足をこの台に乗せるの。」
少女二人が、それぞれ片足の膝と足首を持ち、小夜子の身体を持ち上げながら足を開いていった。
開くにつれて、挟まれていた縮こまった陰嚢がポロリと落ち、ゆらゆらと揺れていた。
小夜子は黙ってされるがままになっていた。
身体を持ち上げられて、先ほどからの激しい腕の痛みが和らいだためである。

小夜子は約90度の大股開きで、足を台の上へ乗せた状態となった。
それでも、格好はともかく踵(かかと)を着くことができるようになったため、腕の痛みはほとんど感じなくなっていた。
痛みの無くなった小夜子は、にわかに もがきだした。
「こんなの嫌!嫌! 手を外(はず)して!!」
その動きに合わせ、淫茎と陰嚢も ふるふると激しく揺れた。

「小夜子さん。 暴れると台から身体が落ちて腕が折れるわよ。」
三智子が冷静な声で言った。
小夜子の動きがピタリと止まった。
先ほどまでの腕の激痛を思い出したからである。
「ひどい。 ひどいわ。 どうして こんな ひどいことするんですか・・・」
小夜子は、涙をぽろぽろとこぼしながら訴えた。
「うるさいわねぇ」
「ちょっと 静かにしていなさい。」
三智子は、そう言うと同時に、手に握り持っていたパンティを小夜子の口の中へ突っ込んだ。
それは、小夜子が はいていたパンティだった。
「グ、ムグゥ ウォェェェ」
小夜子は 首を縦に振って むせ苦しんだ。
“パンティ”と言っても、小夜子のものは厚手で布面積も広くブリーフに近い形状の物である。
このため、くちにギュウギュウ詰めになり自分で吐き出すことはできなかった。
「これで静かになったわね。」
三智子は、そう言うと、小夜子の秘部を観察するためにかがみ込んだ。

三人の目の前に無防備なオチンチンがぶら下がっていた。
陰茎の長さは15センチほどで、子供のように完全に皮がかぶっていた。
陰嚢は、先ほどまでの動きでほてったのか、しわくちゃの皮がダラリと垂れ下がり陰茎の先くらいにまで下端が達していた。
「あはは、ぶ〜ら ぶ〜ら揺れてるぅ」
「これって、包茎って言うんでしょう? 弟のと形がそっくり! 大きさ全然違うけど」
「袋って、伸び縮みするのね。 さっきは、もっと縮んでたのに。 でも、それより両方ついてるか見ようよ」

はしゃぐ二人を三智子は制して、
「まあまあ、あわてずに」
そう言いながら、小夜子の股の下に頭を通し 真下から見上げてみた。
そこには、陰嚢の後ろにパックリと口を開けた大陰唇小陰唇が見えた。
「あ、本当、あるある。 良く見えるわよ。」
三人は、かわるがわる下から覗いてみた。
「ちょっと毛深いわねぇ」
「奥の方に恥垢が付いてるみたいよ。 きたな〜い」
「オチンチンの裏ってこんなになってんのね! へんなのー」
小夜子は、あまりの恥ずかしさに眼をぎゅっと閉じ、肢(あし)を細かく震わせた。

肢が震えていることに気づいた少女たちは、小夜子の表情(かお)へ視線を移した。
そして、顔とオチンチンとを何度も見比べた。
小夜子の上品な整った美しい顔。
プルプルと震えているグロテスクで巨大なオチンチン。
そのアンバランスさに、三人はお互いに顔を見合わせクスクスと笑い合った。

笑い声に小夜子は目を開いた。
小夜子の目に、三人がニヤニヤしながら、蔑(さげす)むような汚いものを見る眼付きで顔とオチンチンを交互に見ているのが映った。
小夜子は耳の先まで真っ赤になり、その大きな切れ長の目を閉じ、顔を背けた。


「そうだ。 クリちゃんは付いてるのかしら?」
少女の一人は、そう言って肢の下にもぐった。
そして、陰嚢を軽く持ち上げ、陰唇の端を指先で開いてみた。
その瞬間、小夜子の身体がビクン!と反応し、陰茎がほんのわずか大きくなった。
「あ〜 あるわ。 意外に大きいわよ」
少女は、ク○トリスを剥き出して軽く指でつまんだ。

その時、小夜子の陰茎がムクムクと膨れだし、そのピンク色の中身を少し覗かせだした。
「あら、この子 気持ち良くなってきたみたいよ」
「感じてきたのが目で見えて 分かりやすいわねぇ」
「わたし、こんなの見るの初めて。 男の人のも こんなになるの?」
「そうよ。 この子のは普通より大きいけど大体こんな感じよ」
「でも、女の子を触ると男の子が大きくなるなんて・・・」
「両方の快感を一緒に経験できて お得な身体ね。 小夜子さん♪」
小夜子は懸命に気持ちを落ち着かせ、勃起を押さえようとした。
しかし、三智子たちの言葉が小夜子の羞恥心を刺激し、恥ずかしいと思えば思うほど勃起していってしまうのだった。

「こうやると もっと大きくなるわよ。」
いつの間に持ってきたのか、三智子の手には毛筆が握られていた。
筆の先で、半分頭を覗かせた部分の下側をチョロチョロと刺激した後、陰茎の縫い目にそって根元から先端の方向へ筆先で撫で上げた。
「う” うぅぅん」
小夜子はパンティを口に入れられているため、くぐもった唸り声を上げた。
そして、それと同時に、小夜子の鼻から鼻息が強く吹き出した。
それは、「ヴフゥー ブフー」という音を発し、荒々しくも情けなく室内に響いた。

「あっっはっははは!」
「あははは! 小夜子さん、美人が台無し!」
「ブタみたいな声!」
「グロテスクでみっともな〜い」
「恥ずかしー。 わたしだったら生きてられないわー」
ビンビンと勃起させながら荒い鼻息をたてる小夜子を見て、三智子たち三人は腹を抱えて笑った。
その時ペニスは、血管を浮き出たせ激しく脈打ち始めていた。

小夜子は恥かしさのあまり気が朦朧(もうろう)としてきていた。
そして、まるで悪夢の中にいるような現実感の喪失を感じていた。

「パシャァァー」
背中に水のシャワーが掛けられ、小夜子は現実に引き戻された。
射精しそうになったのを見て、その寸前に三智子がシャワーを掛けたのだった。
「小夜子さん、おたのしみは、まだまだ これからですわよ。」
「まだ射精(だ)してはだめよ。」
「もし射精(だ)したら、舌で床掃除してもらうわよ。」
淡々と言いながら、三智子は、水シャワーで少し元気の無くなった陰茎を再び筆で刺激していた。

「さ、できた。 こんなもんでしょう。」
再び陰茎が固く反り上がったのを見て、三智子が言った。

「さあ。 記念撮影をしましょう。」
三智子は、ポラロイドカメラを用意すると膝を突き、斜め上を見上げるアングルで小夜子をファインダーごしに覗いた。
「はい、チーズ。」
小夜子は、目を閉じ顔を背けた。
「あら、言うこと聞かない悪い子は 乳首を切っちゃいますよ。」
目の笑っていない笑顔で 三智子が可愛さを装って言った。
(「本気で切るつもりだ!」)
三智子の言葉に、小夜子は心臓を氷で握り締められたような感覚がした。
凍り付くような冷酷さが その声に混じっているのが感じ取られたからである。

小夜子は、あわててカメラの方を向き、むりやり笑顔を作った。
「はい。 目尻が釣り上がっていますよ。 下げてください。」
「はい、チーズ。」
カシャッ!
「はい。 きれいに撮れました。」
「みんなっ、ロープを切って下に降ろしたげて。」
横で、にやにやしながら見ていた少女たちが、その声を聞いてロープ外しに取り掛かった。


ロープを外された小夜子は、床へ へたり込んだ。
小夜子の腕は、完全に痺(しび)れていた。
三智子は、小夜子の口からパンティを抜きながら、
「このパンティは、もう はけないから持っていくわね。」
「5分以内に着替えて出て来ていらしてね。」
そう言うと、バスタオルを小夜子へ投げ、三人は笑いながらシャワー室を出ていった。


・・・・。 小夜子は、よろよろと立ち上がった。
そして、髪の毛から順番に身体を拭いていった。 しかし、涙が次々と出てきて、顔だけはなかなか拭きおわらなかった。
その間も、小夜子の気持ちとは無関係に、小夜子の陰茎はビンビンと力強く猛(たけ)り続けているのだった。


脱衣所には、紅茶の染みのついたスカートがそのまま置いてあった。
替わりのパンティは置かれてはいなかった。
しかたなく、小夜子はパンティ無しでそれらを身に付けた。
しかし、いっこうに鎮(おさ)まらない陰茎がスカートを押し上げ、前へテントを張ったように飛び出してしまう。
小夜子は鎮まるまで脱衣所に居たかった。
しかし、5分以内と言われたのを思い出し、意を決して、陰茎を斜めにずらし亀頭を右手で押さえて 脱衣所から出ていった。
小夜子は三智子が怖(こわ)かったのである。


小夜子は少し前かがみで陰茎を押さえながら、三智子の勉強部屋へ向かった。
そこでは、三智子たち三人は何事もなかったかの様に勉強をしていた。
「小夜子さん、どうぞ お座りになって。」
三智子が小夜子をちらっと見て言った。
小夜子は、陰茎が跳ね出してしまわないよう慎重に手で押さえながら、ゆっくりと椅子に座った。
その様子を三人は卑らしい顔つきで見ていた。
「あんな目にあって、いつまでも そんなに大っきくしたままなんて、本当は嬉しくてたまらなかったんでしょ」
「サイテーの発情豚ね」
「豚にパンティーは要らないわよね〜」
「そうそう。 小夜子さん、あなたは明日からパンティーは禁止よ」
「毎日 検査して、着けてたら脱がしちゃおう」
小夜子は視線(め)を机の教科書に落として、肩を震わせながら聞いていた。


「小夜子さん、勉強会は終わりにしましょう。」
「今日(きょう)は、小夜子さんのおかげで とても楽しかったわ。」
三智子は、にっこり笑ってそう言うと、小夜子を部屋から送り出した。

【前編 完】


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御感想などは、どしどしtiara@aiueo.artin.nuまで。

 

この物語はフィクションであり、登場する人物、建物などは全て実在しません。

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