美少女タレント 絵梨花17歳
(3)
少年たちは皆、顔が上気したままだった。
彼らはだらしなくズボンを足首まで下ろした状態で、丸出しのモノを片手でつまんで持ち、いささか放心した様子で大画面テレビを見つめていた。
画面では、審査員講評が行われていた……。
「いやあ、何と言ったら良いか……。とにかく、スゴかったですねえ……。」
元アイドルの男性歌手、野島吾郎は、笑いながら言った。
会場に笑いが起こる。
画面には泣きじゃくる絵梨花の姿が映った。顔を真っ赤にして泣きじゃくりつつ、スカートの腰を片手でつかんでいる。(もう一方の手にはマイクが握られていた。)
「泣いちゃってるところ見ると、演出じゃなかったんだよねぇ……?」
絵梨花は泣きながら頷いた。
「じゃあ、誰かにやらされちゃったわけ……?」
審査員の中年女優が割って入った。
絵梨花は泣きじゃくりつつ、かぶりを振った。
「ハプニングなんだぁ……?」
「凄い刺激的なハプニングでしたよねぇ?」
関西弁なまりの女性お笑い芸人が、さらに割って入った。
会場には笑いと、どよめきが起こった。
「普通、ほら、テニスのフリフリパンツとか、穿くのにね……?」
「生パンは、大胆でしたよねえ……!?」
会場は、また爆笑した。
画面には絵梨花が映ったが、彼女は顔を恥ずかしそうに歪め、激しく嗚咽していた。
「佑香里ちゃん、ねぇ、ああいうヒラヒラスカートで歌う時、テニスのパンツとか穿くでしょ?」
女優は、今度はアイドルの少女に質問した。
「はい。パンツの上には、もう1枚、何か穿きますね……。」
まだデビュー間もない、初々しいアイドルは、女優を見て少し恥ずかしそうに答えた。
「もう、あなた、パンティー見えまくっちゃってたわよ……?」
女優は眉をひそめ、絵梨花を叱責した。
と、その横から、
「おじさん、もうロリコンになっちゃいそう!」
若手の男性お笑いコンビの一人が、わざわざ女優のマイクまで顔を近づけ、茶々を入れて来た。
会場に笑いが起きた……。
「うわあ、木檜、恥ずかしいなあ……。」
「パンツの話ばっかし……。」
画面を見る少年たちは、相変わらずモノを丸出しにしてつまんだまま、そう言った。
「あれは、どうしたの……?ボタンが取れちゃったの……?」
女優は絵梨花に質問した。
画面は絵梨花に切り替わったが、絵梨花は激しく泣いてしまっていて答えられなかった……。
「あのスカート、ね……?ファスナーが開いちゃってたのよね……?」
女優は女性お笑い芸人の方を向き、言った。
すると女性芸人は絵梨花の方を見て、
「うん、チャックくらい締めときなさいよ!あなた、高校2年生なんやし、女の子なんやから……!」
女性芸人の眉間にも皺が寄っていた。
絵梨花は泣いて、かぶりを振った。
「もう!あなた、恥ずかしいわよ……?」
画面には、絵梨花のスカートの腰が映し出された。
スカートの腰は絵梨花の片手につままれていたが、それでもかなり、真っ白なパニエが覗いてしまっていた……。
「あなた、そのスカートいつ買ったの?」
女優が絵梨花に質問した。
絵梨花は泣きながら、
「買った、 ひっ、ばかっ、りでっ、す……。」
と、女優は、
「ホント……?あなた急激に太ったんじゃない……?」
すると女性芸人も割って入り、
「アハハ!ボタンが飛ぶんだものねえ……!」
そう言って笑った。
会場にも爆笑が起こった。
画面には雛壇のドレス美少女が映ったが、彼女は隣の少女らと顔を合わせ、しとやかに鼻の下へと手を添えつつ笑っていた。
率直に言って、可愛らしかった……。
絵梨花は、一層声をあげて泣き出した。
「あの皆さん!何か歌のことで講評をお願いしますよ……。」
司会者は慌てて、審査員たちに言った。
「佑香里ちゃん、何かないですか?」
彼はアイドルの少女に話を振った。
アイドルは困った顔をして考えたが、やがて、
「あの最後のポーズが可愛かったですね?」
と、両手を斜め上に上げながら笑顔で言った。
「そうそう……!可愛かった!」
と、男性お笑いコンビの片割れは、またも割って入った。
画面は彼らに切り替わった。
「あのさあ、お願いなんだけどさぁ……、俺たちがスカート持っててあげるから、あれ、もう一回見せてくれないかなぁ……?」
コンビの一人は絵梨花に頼んだ。
会場は拍手した。
その拍手の中でコンビの片割れは相方に顔を近づけ、何やら耳打ちをした。相方は笑って頷き、「よっしゃ!」と両手で握り拳を作った……。
会場には、音楽が鳴り出した。絵梨花の歌った曲の、終わり付近の伴奏であった。
客席から拍手が沸き起こる。絵梨花は驚いて後ずさり、狼狽した。
お笑いコンビは飛ぶように審査員席から立ち上がり、絵梨花のもとへと駆け寄って行った。
彼らは絵梨花の背後へと回ると、彼女に何やら言葉をかけつつ、彼女のスカートの腰をつかんで持った。
気弱な絵梨花は、すると泣きじゃくりつつも、仕方なく音楽に合わせ、両手を上げてポーズを取った。可愛らしく顔を横に倒す絵梨花。
音楽は同時にストップした。
と、その瞬間である……。
お笑いコンビは、絵梨花のスカートを、何と思い切りズルッと引き下ろしてしまったのであった……!
「うわああああっ……!」
会場が大きな声をあげる。
絵梨花のパニエはパッと膨らみ、下半身がまた丸見えになった。
「いや……ん!」
絵梨花は声をあげ、慌ててパニエの股間を隠した。
会場は大きくどよめき、騒然とした。
「うおぉぉぉぅー……!」
「すげっ……!」
画面を見ていた少年たちも、また身を乗り出し、反射的にモノをしごき始めた。
片手を後ろにやり、パンティーの前後を隠す絵梨花。また先ほどと同じ状況になってしまった……。
絵梨花は膝を曲げて腰を落とし、今後ろに回した片手を床に下ろしてスカートを拾おうとした。しかしその時、若手コンビの2人はそろって絵梨花の股間に顔を近づけて行き、絵梨花は両手でパンティーの前を押さえねばならなくなってしまった。
「いやん……!やめて下さい……!
「やだ……!」
絵梨花はパニエの前を両手で押さえながら、身をすぼめて後ずさりした。しかし、足元にはスカートが落ちているため、それほど大きくは移動できない。
若手コンビは絵梨花の股間にクンクンと鼻を近づけ、絵梨花の匂いを嗅いでいる模様だった……。
会場が笑う。
あきれ顔の男性歌手ら、審査員が映った。
絵梨花は若手コンビを避けて小刻みに身体の向きを変えて行き、徐々に客席へと、その背中を向けて行った。
パニエ越しのパンティーの尻がこちらに見え始める……。
画面を見る少年たちは、興奮して右手の動きを速めた……。
「いや……ああん!や、だ……あああぁぁ……!」
絵梨花はパニエ越しのパンティーの尻を客席(=こちら側)へと突き出し、前屈みになって若手コンビから股間を退けていた。
長い黒髪の後ろに白い大きなリボンを飾った、17歳、美少女の後ろ姿。
パニエ越しのパンティーは、クッキリと丸出しであった……。
若手コンビは犬のように四つん這いになり、絵梨花のパニエに顔をすっかり埋めているようだった。
「やだ……い……いやああ……ん!」
画面は、絵梨花の正面を映した。
恥ずかしそうな顔……。
トマトのように真っ赤に染まっている……。
「んああぁ……もう俺……また辛抱たまんねえ……!」
少年らは暗い部屋の中、画面を見つめてまたモノを激しくしごいていた。
恥ずかしそうな絵梨花の姿。
客席は騒然としている。
目を丸くしている女性たち……。
笑って見ている者たちもいた……。
画面ではあきれ顔の審査員たちが映った後、カットが入った。
絵梨花は、笑いつつ謝るお笑いコンビの前で、顔を真っ赤に染めてうつむき、スカートを穿き直していた。
頬からは、とめどなく涙が垂れ落ちている……。
「ね……?もう何もしないから……!」
「お願い……!もう一回、ポーズやって見せて……?」
お笑いコンビは、なおも絵梨花にポーズを乞い求めた。
会場からは、拍手が沸き起こった。(フロアディレクターに指示されたものか、自発的だったかは分からない。)
画面を見る少年たちは、「いいぞ!いいぞ!」と喜びの声をあげた。
「さっきのじゃあ、良く見られなかったものねえ?」
お笑いコンビは、客席に向かってそう尋ねた。客席では多少の笑い声に混じって、一層大きな拍手が沸き起こった。
「イエエーーーーーイ!」
画面を見る少年たちも、部屋で大声をあげ、拍手した。
絵梨花はようやくスカートを元通りに穿き直し、腰をつまんで持った。
と、その時である。スタジオにはあのカラオケがまた鳴り始めてしまった。
会場に拍手が沸く……。
「いやっ……」
絵梨花は小さな声をあげ、スカートの腰をつかんだまま後ずさった。
しかし、その腰はまた、素早く絵梨花の背後へと回ったお笑いコンビらによって持たれてしまった。
終わりに近づいて行くカラオケ。
絵梨花はおろおろと狼狽する様子を見せたが、何とまた、泣いて不本意な表情ながらも両腕を上げ、首もかしげてポーズをとってしまった。
会場には拍手と笑いが起こった。
一人の若い女性は、隣の女性を見て「何でまたやるのー……?」というような口の動きを見せ、呆れ顔で笑い合っていた……。
「そのまま!そのまま!」
お笑いコンビは絵梨花に言った。
「何にもしないからねえ……?」
「可愛いねえ……。」
絵梨花は会場の拍手の中、両腕を上げてポーズをとったまま、じっと動かずに泣いていた。
と、お笑いコンビの一方は、絵梨花の背後で何やら相方に耳打ちをした。相方はニヤリとして頷いた。
耳打ちした方の芸人は、審査員席の女性芸人に向かって、突然声をかけた。
「松伏さん、昔こういうことしてませんでした?」
「えっ?」という顔になる女性芸人。
その後は、まさに早業であった……。
「せーのっ……!」
お笑いコンビは2人で声を合わせるなり、素早く腰を落とし、両手で絵梨花のスカートを鷲掴みにした。と、彼らはその両腕を思い切り振り上げつつ、「チャキ〜〜〜ンッ!」と叫んで、威勢良く立ち上がった……!
バサッッッッ……!
絵梨花のスカートが、パニエもろとも荒々しくめくり上げられてしまった。
絵梨花の下半身が、すっかり露出する。
「いやあああああん……!」
絵梨花は慌てて両腕をスカートへと下ろしたが、その両腕はスカートの「茶巾」へと包まれる格好になってしまい、彼女は下半身丸出しの状態にされてしまった。そう、お笑いコンビは、先ほど「茶巾」と叫んだのであった。彼らは女子中高生の間で以前流行した「茶巾しぼり」というイジメの真似をして、絵梨花のスカートをめくり上げたのである。
絵梨花はスカートとパニエとを肩までめくられてしまい、その状態のまま2人に裾を押さえ持たれてしまった……。
「うおおおおおお!」
「すげえええ!」
「たまんねええ……!」
少年たちは、また目を剥いて激しくモノをしごいた。
会場も、大騒ぎであった……。
「いや……やああああああん……!」
絵梨花は脚をもがかせて、激しく抵抗をした。
絵梨花の上半身は真っ白なパニエとスカートによって、まさに「茶巾ずし」のごとく包まれてしまっていた。
彼女は腰を落としたがっているように見えたが、彼女の足は、むしろ反対に、踵が浮いてしまっていた。お笑いコンビは、絵梨花のスカートとパニエとを、思い切り引き上げつつ押さえ持っていたのである……。
「いや……ん!や……!
「や……ん、や……やめて下さい……!
「あ、やだあぁぁ……ん……!」
絵梨花は顔を真っ赤にして、泣きながら狼狽し、抵抗をした。
雛壇のドレス美少女が映った。彼女は隣の少女らと口に手を当て、半分笑いながら驚き合っていた……。
皺の寄る絵梨花のパンティーが、スタジオの照明を浴びる中、大写しにされた。
可愛らしいフリル。そして、小さなレモン色のリボン……。
「もう!可哀相だからやめなよ!」
司会者は叫んだ。
するとステージには、審査員席から女性芸人が歩み出て行った……。
「お前ら、甘い甘い……!」
女性芸人はそう言って、茶巾にされている絵梨花のもとへと歩み寄って行った。
「うちらがやってたんはなぁ……。」
彼女はお笑いコンビに向かってそう言うと、突然、物凄い勢いで、素早く絵梨花の前にしゃがみ込んだ。
「……こうゆうんやっ!!」
彼女はそう叫ぶと、何と両手を絵梨花のパンティーへと伸ばし、そのままズルッ!と、膝下まで引き下ろしてしまった……!
「いやあああああああああああああああああああああああああ……!」
絵梨花は絶叫。そして、会場も騒然となった。
口開けて驚く観客の女性たちが映った……。
「うおおっ……!」
「あ、あぁっ……!
少年たちも驚いて目を見開き、思わず右手を止めた。
絵梨花は何と、観客たちの見る前で、パンティーをずり下ろされてしまったのだった。
画面では絵梨花の股間に白いハート型のボカシが出て、その上に赤い「
?」マークが回転した。さらにその上には桃色の字で「見ちゃダメん」という文字が点滅した。「いやあああああああああああああああああああああああ……ん!」
絵梨花は、声の限りに悲鳴をあげ、もがいていた。
「見ないで下さいっ……!
「いやぁ……ん!見ないで下さいっっっ……!
「やだはあああああああああああ……ん!」
会場も騒然としていた。
女性芸人は意外にも一番驚いた風で、「何……?ほんとのパンツだったん……?」と、絵梨花の前に立ち上がりつつ唖然としていた。(彼女は、どうやら絵梨花が実は下にもう1枚穿いていると思い込んでいたらしかった……。)
画面には泣き叫ぶ絵梨花の顔が大写しになった。
真っ赤な顔……。
頬は涙でグショグショであった……。
続いて、膝下に下ろされた白いパンティーがアップにされた……。
「いやあああああああああああああああああああああああ……!」
「おお!スゲエえええ……!」
「ワレメちゃんがクッキリ!」
お笑いコンビは絵梨花のスカートを茶巾にして引き上げたまま、絵梨花の股間を覗き見て興奮していた。
「17歳美少女のお毛け……!」
「こんな可愛いコがパンツ下ろされて……!おい!ちょっともう、すげえよ、これ……!」
「全国の青少年諸君……!今晩のオカズだぞ!?よく見ろお!?」
そう言って、コンビは絵梨花の身体をカメラの前に突き出すようにして見せた。
「いやあああああああああああああああああああああああ……!」
「ビデオ、回ってるかぁ……!?」
「いじめ番長、松伏ひさ子様のお陰だあ……!」
「お父さん方も、お楽しみですねえぇ!?」
会場にはどっと爆笑が起こった。
「やだああああああああああああ……!
「いやあああああああああああああああああああああああ……!」
絵梨花は顔を真っ赤にし、必死にもがいていた。
茶巾にされ、パンティーを下ろされた無様な全身……。
「あっ……木檜……!」
「すげえ……!」
「木檜ぇっ……!」
少年たちは、また各自テーブルからティッシュを引き抜くと、画面を見つめ、右手を激しく動かした。
彼らの手もとでは、やがてまたピチャピチャという液体のぶつかる音があがり始めた……。
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この物語はフィクションであり、登場する人物、組織などは全て実在しません。
本作品の著作権は、本作のアップロード日から50年間、愛飢汚が所有するらしいです。