美少女タレント 絵梨花17歳

(4)

 

 

敗北の結果発表

画面には「結果発表」の文字が出て、居並ぶ出場者たちが端から映されて行った。

華々しいファンファーレと、会場の拍手。出場者たちも皆、拍手をしている。

やがてカメラは、絵梨花の前へと差し掛かって行った。

後ろに例のお笑いコンビが立って、スカートの腰をつまんでいるらしい様子。

と、彼ら2人は、絵梨花の広がったスカートに手をかけ、その前側をめくりにかかった……!

やっ……。」

小さく声をあげ、絵梨花は慌ててスカートを押さえた。

会場に笑いが起こる。

一瞬、チラリと舞った純白のパニエ……。

カメラはそのまま横へと移動して行った……。

「おいおい、まだ何かあるんじゃねえか……?」

「用意、用意……!」

テレビの前の少年たちは、部屋の照明を落とし、またズボンのベルトをチャカチャカとゆるめ始めた……。

 


 

「はい!それでは、敢闘賞、ソックリ賞に続きまして、プリティー美少女賞の発表に参ります!

「プリティー美少女賞は……!中学3年生、沢本ありさちゃんです……!」

会場の拍手の中、1人の少女が前に出て行った。

桃色地に白の水玉ワンピースを着た、お下げ髪の美少女。

それは、絵梨花をいじめるグループの少女であった……。

口に両手を当て、感激している様子の少女。

彼女は審査員の前に立ち、表彰状を読まれ始めた……。

「木檜、この賞も駄目だったか……。」

画面を見つめる少年たちは、口々に言った。

「当たり前だよ。あんな、みっともない格好、さらしまくっちゃったんだぜ、木檜は……?」

「やっぱ、"美少女賞"はちょっとムリか……。」

「このコもかなり可愛いからなあ……。」

続いてグランプリの発表が行われた……。

「グランプリは……!」

「案外、木檜だったりして……。」

と、少年……。

しかし……。

「高校2年生、山咲絵美理ちゃんです……!」

それは、あのドレス美少女であった。

絵梨花をいじめるグループの、リーダー格である。

彼女は口に両手を当て、泣きながら前に出て行った。

頭にティアラを載せられるドレス美少女。

そしてトロフィーをもらい、賞状を読まれ始めた……。

「このコかぁ……。」

「このコも超カワイイよなあ……?」

「歌もダントツで良かったろう……?」

何も事情を知らない少年たちは、口々にそんなことを言った。

「なんか、差がついちゃったよなあ、このコとかと木檜……。」

「木檜は、茶巾で、パンツ下ろされちゃったんだもんなあ……。」

画面では、グランプリの表彰まで、全てが終わった。

しかし審査委員長の野島吾郎はマイクを持ち、何かを発表し始めた。

「ええ、本当はここまでで表彰は終わりなのですが、今回は男性審査員特別賞として、さらにもう1つ、賞を追加しました。

「男性審査員特別賞、名付けて"ダイターンダッタデ賞"を発表します……!」

「何それ……?」

少年たちはポカンとした顔で画面を見つめた。

「男性審査員特別賞、ダイターンダッタデ賞は……!

「高校2年生、木檜絵梨花ちゃんです……!」

「ええっ……!?木檜え……!?」

少年たちは驚いた。と、画面に映った絵梨花は、「やったあ……!」と、背後に立ったお笑いコンビから抱き抱えられてしまった。

膝の裏に片手を入れ、左右から持ち上げられた格好の絵梨花……。太ももの裏が丸見えになり、白いパンティーが露出した……。

「あ……!や、……!」

絵梨花は慌てて片手をスカートの尻へと降ろしたが、股間を隠すには手の長さが足りなかった……。

「うおっ!また見えた!」

「パンチラ……!」

少年らはドキリとして目を輝かせ、ブリーフの上からモノを揉み出した。

いや下ろして下さい……!……!パンツが見えちゃうから……!

いやっちょっ……、見えちゃうから……!」

絵梨花は必死にスカートで股間を隠そうとしていたが、哀れにも無益であった。(マイクには彼女の声がかすかに拾われ、テレビのスピーカーへと流されていた。)

真っ白なパニエの内側は鮮やかに露出し、絵梨花の太ももの裏側、そしてパンティーの股間部と尻の一部が見えてしまっていた。

場内は大騒ぎ。

笑いと、そしてどよめきが、入り交じっていた……。

「パンツ、もう散々見られたんだから、いいじゃーん?」

お笑いコンビは、絵梨花にそう言った。

「君はもう、17歳の女の子としては終了!って姿まで見せちゃったんだから……!いいの、いいの!」

「ハイ!おめでとう!おめでとう!」

お笑いコンビはそう言って、客席の前へと絵梨花を連れて行った。

いやっちょっ……!見えちゃう……!

……!見えちゃう……から……!」

客席の声は一気に大きくなった。

いや……です……んっ……!

見えちゃう……からやあん見えちゃいます……あぁ……!

あっ……、あぁんっ……!見えちゃう……!」

どよめく客たちの前、絵梨花はパンチラ姿を晒されて行った……。

「おお、こりゃ、ちょっとスゴイぞ……?」

画面を見る少年らは、またモノをつかみ出し、しごき始めた。

いや……です……!ちょっ……やあん……!

「……見えちゃう……!

見えちゃって……る……!」

絵梨花は左右両側からお笑いコンビに抱き上げられ、スカートの中味丸出しの姿で客席の前を持ち運ばれていた。

画面はステージの端から撮ったものに替わった。

笑い、騒然とする客席の前で、絵梨花が晒しものにされている……。

と、お笑いコンビはカメラの方を向き、絵梨花を抱きかかえたまま、こちらに突進し始めた。

パニエが下に垂れ、パンティー丸見えの絵梨花……。

彼女はどんどん画面へと近づけられて来た……。

やっょっ……!……!い……!」

絵梨花はカメラに気づき、一層もがき始めた。

お笑いコンビは絵梨花の脚を左右に思い切り引っぱり始めた。

絵梨花の股が少しずつ広げられて行く……。

やっ……!や…………!」

絵梨花は必死にもがいた。

しかし、股はどんどん開かれて行ってしまう……。

「おおお……!」

「すげえ……!」

少年たちは夢中になって画面に見入り、右手を動かした。

……!やめて下さい……!やあ……!

やああ……!

「……あぁ……!」

絵梨花は、間もなく大股開きの姿にされてしまった。

パンティーの股間が丸出し。

そして絵梨花は、カメラの前へ一気に持って行かれた。

やめて下さいや……!」

画面に接近して来る絵梨花の股間。

やめて下さいだめ……!」

間もなく、画面は絵梨花のスカートの中に突入し、薄暗くなった。

だめ……!」

画面には、絵梨花のパンティー、ただそれだけが、いっぱいに映し出されてしまった……。

あぁあああぁあぁあぁあぁ……!」

「おおおっ!」

「すげええっ……!」

少年たちの目の前には、大画面テレビの画面いっぱいに、絵梨花のパンティーの股間部が映し出されていた……。

場内の騒ぐ声……。

画面はすぐに切り替わり、カメラ前で脚広げられている絵梨花の姿が横から映された。

「ちょっと!やめなさいよ……!」

男性司会者が笑い半分に注意する声が聞こえた。

カメラマンは床に膝を突き、ハンディカメラを肩にかついでいる。そのカメラマンの頭には、ばっさりと絵梨花のスカートが被せられている状態だった。

両脚を広げられ、惨めな姿でもがく絵梨花。

スカートの中では、テレビカメラが彼女の股間を真ん前で捉え、静かに作動しているのだった……。

やあ……!や……!……!」

画面は再び、絵梨花のパンティー大映しの映像に替わった。

白地に同色の光沢ある水玉が散らされたフリル付きパンティー。

股間の二重になった部分が、絵梨花の動きに合わせ、皺を寄せ、歪んでいた……。

やめて下さい……!あぁ……!……!」

絵梨花の顔が、大映しにされた。

額までもを真っ赤に染め、涙でぐしゃぐしゃになっている絵梨花の顔……。

画面はそのまま引くと、絵梨花の姿を斜め上から見下ろすアングルとなった。

カメラマンにスカートをすっぽり被せ、大股開きでスカートの中を撮影されている絵梨花の姿……。

と、お笑いコンビは絵梨花をカメラから引き離した。

画面はステージ正面からのものに切り替わった。

絵梨花は、続いて出場者たちの前へと連れて行かれてしまった。

あぁぁ……!」

居並ぶ少年少女たちの前を、絵梨花は大股開きのまま、パンティー丸出しで連れ歩かれ始めた。

幼い子供たちはポカンとして見上げた。

少女たちは照れたように笑い、顔に手を当てたり、身体を背けたりして反応した。

少年たちは、あるいは顔を真っ赤にして無表情を装う者、あるいはニヤニヤと、やはり顔を真っ赤にして嬉しがる者、また、あるいは、ひょうきんに顔を前に出し(これも赤い顔で)、絵梨花の股間を覗き込む者など、様々であった。

しかし、少年たちにせよ少女たちにせよ、皆、絵梨花のパンティーをしっかりと見つめてしまっていることだけは、変わりがなかった……。

絵梨花は遠くで声をあげながら、出場者たちの前を大股開きで連れ回されていた。

画面手前では、ティアラを載せた絵美理や、トロフィーを抱くありさなどが、絵梨花を振り返って見ていた。

勝者と敗者の姿が、そこにはあった……。

 

 

屈辱のエンディング

「男性審査員特別賞 "ダイターンダッタデ賞"。木檜絵梨花ちゃん。

「あなたは『第13回 決定!ちびっこ歌謡グランプリ』において、元気いっぱいな可愛らしいフリ付けを踊って見せてくれた上、裾の広がったそのスカートにもかかわらず、普通なら皆、ブルマーかアンダースコートを穿くであろうところを、なんとパンティーで出場! かわいいお顔にも似合わず、『パンツなんか、見えてもいいのよ?』と言わんばかりの大胆な大ターン!その他、目を疑うようなお色気パフォーマンスの数々で、我々男性審査員一同の目を終始、楽しませてくれました。よってこれを賞し、男性審査員特別賞 "ダイターンダッタデ賞"を授与します。」

この恥ずかしい賞状が、場内大爆笑の中、絵梨花に授与された。

絵梨花は顔を真っ赤に染めて泣きながら、この賞状を受け取り、さらにトロフィーも受け取った。

嬉しさではなく、恥ずかしさのため号泣する絵梨花の顔……。

そのアップが場内の拍手と笑い声の中、しばし映し出された後、画面は切り替わって絵美理の歌となった……。

「それではグランプリに輝いた山咲絵美理ちゃんです! もう一度歌っていただきましょう!」

絵美理は、美しいピンクのドレス姿で、再び歌を歌い始めた。

髪にはティアラを載せ、豪華なトロフィーを抱いている絵美理。

絵梨花ほどではないが、彼女の歌も上手だった……。

視聴者たちは皆、彼女の美しい姿、歌声に、見とれ、しばし聴き入った……。

 


 

そうして、ようやく番組はエンディングを迎えた。

客席の観客たちとステージに並ぶ出場者全員が手拍子をする中、受賞者たちはトロフィーを抱いて立ち、片手を上げて手を振っていた。

受賞者たちの中には絵梨花の姿もあったが、その背後には相変わらずお笑いコンビが立ち、絵梨花のスカートの腰を押さえ持っていた。

「『決定!ちびっこ歌謡グランプリ』! 次回の放送でまた、きっと、お会いいたしましょう!」

男性司会者がそう叫ぶと、音楽と会場の拍手が一層大きくなった。

「おお? このまま終わっちゃうのかな……?」

画面を見つめる少年たちの一人は、少し残念そうにそう言った……。

画面には受賞者たちが横から順々に映されて行った。

やがて、最後に絵梨花の姿……。

と……、

なんとお笑いコンビは、この期に及んでまた、絵梨花のスカートをズリッと一気に引き下ろしてしまったのだった……!

うわぁっ……!と会場の声。

絵梨花は半透明のパニエが丸出しになって、慌てて片手を股間へと降ろした。

……!」

小さな音量で、絵梨花の声が聞こえた。

「うおお!」

「やったぁ……!」

画面を見ていた少年たちは、身体を乗り出し、各々の股間へ手をやった。

隠しても、片手では隠しきれない絵梨花のパンティー。

画面は上から撮った引きの画面に切り替わり、番組タイトルと「end」の文字が隅に出た。

絵梨花はその中で、膝を曲げたり、色々とうろたえている。

会場に大きな笑い。

「うおお!すげえ……!」

「やったぁー!木檜ぇー……!」

少年たちはモノを出し、また激しくしごいた。

画面では絵梨花がパニエ丸出しになったまま、出場者たち全員に顔を向けられる中、なす術もなくうろたえている……。

チラチラと、透けて露出する白いパンティー、そして太もも……。

少年たちは、各々の目に焼き付けるかのように、画面の絵梨花を(その下半身を)じっと食い入り、見つめていた……。

 

 

分かれた明暗

数ヶ月後、街にはある美少女のポスターが貼られていた。

それは、あの美しいドレス美少女、山咲絵美理のポスターであった。

彼女はCDデビューが決まり、大々的にプロモーションが始められたところなのだった。

一方、絵梨花のもとには、ある広告モデルの依頼が入った。

あの一件で「もうテレビも雑誌も出られない。劇団を辞めたい。」と言い始めた絵梨花であったが、熱狂的な芸能ママである絵梨花の母親は、先日の放送を見ても少しも臆することがなく、かえって「顔が売れたのよ」と、娘を励ます始末だった。彼女は劇団に絵梨花への仕事を要請する一方、嫌がる絵梨花を無理矢理にレッスンへと通わせていたのだった……。

やがて、関東一円に配られた広告。

そこには、スリップにソックスという姿で微笑む、絵梨花の写真が載っていた。

それは、スーパーの下着広告だった。

良く見ると、絵梨花のスリップには、白いブラジャーやパンティーも、うっすら透けてしまっていた。

そこには同種の写真が数点。

しかし、さらに目を移したところには、なんとブラジャーとパンティーのみを着けた絵梨花の姿も、また、数点載っているのだった……。

髪の後ろに大きな白いリボンを留めた、とびきり美少女の下着姿……。

こんな可愛らしい美少女の下着広告は、滅多にないであろう……。

しかし、全国放送のテレビであれだけの醜態を晒してしまった絵梨花には、もう当分、このような仕事くらいしか与えてもらえないのだった……。

 


 

「おーい、持って来たぞ!あの広告……!」

「木檜、載ってるよ!」

「すっげえよ!」

「うおっ!すげえ……!」

「丸出しじゃん!これ……!」

*     *     *

しかも……、絵梨花には、毎日の学校もあるのだった……。

(完)


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この物語はフィクションであり、登場する人物、組織などは全て実在しません。

本作品の著作権は、本作のアップロード日から50年間、愛飢汚が所有するらしいです。