"クラスのお姫様"
皆の見る前で…
（１）
学習塾の一室。真剣な表情で講師の話を聞く男女生徒たち。その中に一人、異彩を放つ女生徒がいた。
大きなパフスリーブが印象的な桃色のドレスを着た少女。
肩のところでくるりと内側に巻いた少し栗毛色の混じった髪をして、パッチリとした大きな目で講師を見つめている。
鼻は可愛らしく小さい。
橋本倫奈（りんな）、17歳。
祖母にオーストリア人を持つクオーターで帰国子女。彼女はいつも可愛らしい服を着て塾に通っているのだった。
美少女である上に可愛らしい服を着て現れる倫奈は、特に男子生徒らから「クラスのお姫様」と呼ばれていた。
30前後と見える男性講師は大きなメリハリのある声を上げ真剣に数学の授業をしていた。授業をしていたが、彼の目はチラチラと「お姫様」倫奈に向けられていた。
大きく膨らんだつややかに輝く両肩のパフスリーブ。少し栗毛の長い髪。パッチリとした目。可愛らしい鼻。
講師は欲情をしていた。
あんな美少女には会ったことがない。それに加えてあの可愛らしい服装。まさに生徒らが呼ぶ通り「お姫様」だ…。
汚（けが）したい…！
講師の胸のうちにはドロドロとした劣情が渦を巻いていた。
今日こそはやる。
講師の胸には決意があった。
やるぞ…！
講師の耳元で鼓動が激しく響いた。
やる…！
「橋本。」
講師は倫奈の名を呼んだ。
「はい。」と倫奈が答える。可愛らしい声だ。
「これに答えてみろ。」
講師はそう言って素早く綺麗に板書をした。
それは、教室の生徒らにとっては、やや難しい問題であった。しかし、答えられないことはない。
だが、帰国子女で日本より易しい数学しか習って来なかった倫奈には、とうてい無理な問題であった。
倫奈は困惑に愛らしい顔を歪めた。
「分からないのか？」
講師は厳しく倫奈に言った。
倫奈は顔を歪めて必死に考えていたが、「すみません…」と講師の目を見て言った。
講師の胸中で嗜虐心が脈打った。
「おいおい、これが答えられないって、橋本。お前、勉強してないな？」
「そんなことは…。」
「前へ出なさい。」
「えっ…。」倫奈は大きな目を一層見開いた。
「ここへ来なさい。」講師は厳しく倫奈に命じた。
倫奈は仕方なく立ち上がった。
スカートが大きく広がる。
中段と裾に白いフリルが回された愛らしいスカート。
倫奈が椅子を戻し歩き始めると、そのスカートは倫奈の膝あたりから下がふわふわと揺れた。
揺れていない部分には、倫奈は下にパニエを穿いていた。
パニエに支えられていない膝下20センチほどの部分が、その上より大きく揺れているのだった。
こんな格好が倫奈は大好きだった。そして、教室の男子生徒たちも同じだった。さらにまた、男性講師もそうだった。
倫奈は広がったスカートを両手ですぼめながら、教室の後方から机間を進んで行った。
男女生徒らが顔を向けている。
倫奈のスカートが机にすれてサワサワと音を立てていた。
倫奈はやがて講師の前へ出た。
「橋本。黒板の方を向け。」
「えっ…？」
倫奈は講師を見上げた。
「早く向きなさい！」
倫奈は脅えたように講師の顔を見ながら、教卓の前で体を黒板の方へ向けて行った。
やや栗毛色をした髪が肩まで伸びて内側に巻き、両肩に大きなパフスリーブが膨らんでいる倫奈の後ろ姿。
腰には大きなリボンが結ばれ、白いフリル付きスカートは大きく広がっている。
倫奈の両足にはフリルが折り返された白いソックスが穿かれ、赤い革靴が輝いていた。
「よし。教卓にもたれろ。」
そう言って講師は倫奈の背中を押した。
倫奈は教卓に両手を突いて抵抗し、不安そうに講師を振り返って見上げた。
「前にかがみなさい。」
講師は強く倫奈の背を押した。
倫奈は訳も分からぬまま、仕方なく従い教卓に上半身をもたれかけさせた。
倫奈のスカートが少しだけ上に引っ張られて上がった。
生徒たちの前にドレスの尻を突き出した格好だ。
男女生徒らは黙って様子を見守っていた。
「勉強しない橋本に、これから罰を与える。」
講師はそう言った。
倫奈は振り返り、脅えた目を講師に向けた。
と講師は倫奈のスカートを両手でつかみ、一気に引き上げた。
「いやっ…！」
倫奈は声を上げ両手をスカートの尻にやった。
しかし倫奈のスカートはガサガサッと音を立てつつパニエもろともめくられて、既に太ももの裏から純白のパンティーまで丸見えになってしまっていた。
教室じゅうがどよめく。男子生徒らは驚愕の顔で倫奈のパンティーに見入っていた。
光沢あるシルクの純白パンティー。もがく倫奈に合わせて皺が寄っていた。
「やだっ…。やめてください！」
倫奈は必死にスカートを押し戻そうとし、もがいていた。
「おとなしくしろ！」
講師の一喝が飛んだ。
教室が静まった。
倫奈も動きを止めた。
「うっ…。」
倫奈は黒板の方へ顔を戻して泣き崩れた。スカートを押さえていた両手も弱々しく教卓の上へと戻した。
講師は倫奈のスカートを改めて引っ張り上げた。シルクの純白パンティーを穿いた倫奈の下半身はすっかり丸出しとなってしまっていた。
倫奈の太ももの左右に白くまばゆく大きく広がるパニエの裏側。
男子生徒らはその真っ白な輝きに官能をくすぐられていた。
それは初めて見る光景だった。愛らしく清らかで、まばゆく、しかし何故だかエロティックだった。
シルクの白いパンティーもまた、彼らを激しく興奮させたことは言うまでもない。
「クラスのお姫様」橋本倫奈の穿いているパンティー。それを見られるだなんて…。
お姫様、あんなパンツを穿いてたのか…。
男子生徒らの股間は熱くいきり立った。
講師は倫奈のスカートを左手でめくり上げたまま、右手をシルクのパンティーへやった。
「Ｔバックだ。」
そう言って講師は倫奈のパンティーを左右から中央に寄せ、引き上げた。倫奈の尻が丸出しになる。
「いやっ…！」
倫奈が泣きじゃくった顔を講師に向け、講師の腕を左手で押した。
「橋本。先生にそんなことをしてもいいのか？
「素直にしなさい！」
講師に言われ、倫奈は声を上げて泣きながら手と顔を戻した。
生徒らの見る中、講師は倫奈の白いパンティーをつかんでぐいぐいと引き上げた。
倫奈は声を上げ泣いている。
男子生徒らの顔は赤く上気し、倫奈の尻から少しも目をそらさずに見ていた。
お姫様のケツ…！
講師は左手で押さえていたスカートとパニエを倫奈の背中へ乗せると、パンティーをＴバックにする手を左手に持ち替えた。そして、
パーン！
講師は倫奈の尻を右手で思い切り叩いた。
「あっ」と女生徒らが声を上げた。倫奈も「きゃっ」と声を発した。
パーン！
もう一発、倫奈の尻がスパンキングされた。
パーン！
さらにもう一発。
倫奈の尻が赤く染まって行く。
パーン！
パーン！
倫奈は繰り返し尻を叩かれ続けた。
17歳。
クラスの見る前で丸出しの尻を叩かれるのは耐え難い恥辱だった。
まるで、悪さをした幼い子供のようである。
パーン！
パーン！
倫奈は、鼻まで真っ赤に染めて声を上げ泣いていた。
講師は倫奈のスパンキングをやめ、真っ赤に染まった倫奈の尻を見下ろしていた。号泣している倫奈。
「どうした？恥ずかしいのか？」
講師は倫奈に言った。
「最低な格好だよな。」
講師は冷酷な言葉を倫奈に浴びせかけた。
倫奈の胸が羞恥できゅっと締め付けられた。
「こんな最低の格好、クラスのみーんなに見られちゃったな。」
倫奈はひーひーと泣いていた。
「クラス全員に、お前は最低な姿を見られたんだ。」
倫奈の号泣が激しくなった。
講師は左手で倫奈のパンティーをＴバックにして引き上げたまま、右手で彼女の尻を隠すように手のひらを開いて当てた。
「隠してやろう。」
講師はそう言った。
講師は倫奈の尻の割れ目を隠すように指を下にして手のひらを縦にした。
そして中指を倫奈の股間へと滑り込ませた。
クラスは黙って様子を見ている。
と、倫奈が突然「ひゃっ」と声を上げ尻を動かした。
生徒らには何が起きているのか全く分からない。
だが倫奈は講師を振り返って見上げ、「やめてください」と言っている。
「どうしたんだ？何かされてるのか？」
講師は倫奈に聞いたが、倫奈は答えず「いや…」と声を漏らし、目で何か哀願していた。
倫奈は尻をもじもじと動かし、「い、いやっ」と声を上げた。
「どうしたんだ？言ってみなさい。」
講師は倫奈に言うが、倫奈は何も言えなかった。
言えるはずはない。自分が今、何をされているかなど。
倫奈は今、講師の中指によって秘部を刺激されていた。
それは倫奈が初めて覚える感覚だったが、誰にも知られてはいけぬ、恥ずかしい感覚であることは分かった。
こんなこと、絶対に気付かれてはいけない。
倫奈は歯を食いしばって耐えた。
もじもじと倫奈の尻が動く。
「どうしたんだ。」
講師は相変わらず、すっとぼけている。
顔を耳まで真っ赤に染め、倫奈は耐えていた。
涙はこぼれているが、号泣は止まっていた。今はそれどころではないのだ。
講師の指が股間でうごめく。
倫奈は尻を振り、必死に堪えていた。
鼻も耳も顔じゅうが真っ赤。頬には涙が伝う。
パニエ全開で下半身をあらわにして尻を向けている倫奈。その尻は不規則に動いていた。
大きなパフスリーブの向こうで教卓に伏せられている倫奈の顔。
その耳は真っ赤に染まっていた。
講師の中指が倫奈のクリトリスを直撃で攻めた。
声が漏れるのを必死に食い止める倫奈。尻が動く。
ビクッビクッ。
倫奈の尻が痙攣した。
パフスリーブの陰で倫奈は苦悶の表情を浮かべていた。
ビクッ…。
ビッ、ビクッ…。
倫奈の尻は繰り返し痙攣した。
「どうしたんだ？」
講師は、なおもとぼけて聞いた。
彼の指先で、倫奈のパンティーが濡れる。
ビッ、ビクッ。
ビクビクッ。ビクッ…。
倫奈の痙攣は激しくなった。
生徒らは黙って様子を眺めていた。
ビクビクッ。
ビクッ…。
倫奈の様子は明らかにおかしかった。
ビクッ。ビクビクビクッ…。
ビクッ…。
講師の指は倫奈の、もはや泉と呼んでいい場所を攻め続けていた。
真っ赤な顔に涙を流す倫奈。
いけない場所を触られて、恥ずかしい快感に尻を動かしてしまっている。
クラスの人たちには絶対に気付かれてはいけない。
自分が何をされ、どんな気持ちになってしまっているか、絶対に知られてはいけない…！
ビクッ。ビ、ビクッ…。
尻が勝手に動いてしまう。
恥ずかしい。でも、動いてしまう。
ビビクッ。
ビクッ。
教室の中で、クラスの皆が見る前で、こんなことをされてしまうだなんて。
ビビクッ。
ビクッ。
動いては駄目なのに、動いたら気付かれてしまうのに体が動いてしまう。
ビクッビクッ。
ああ…！駄目…！
ビクッ…。
倫奈は真っ赤な顔に涙を流し、苦悶の表情で堪えていた。
パニエ全開で下半身を晒した姿。
大きな両肩のパフスリーブが可愛い、おめかし衣裳の「お姫様」は、 クラスの皆が見る前で股間をいじられ感じていた。
ビッ。ビクッ。
尻の痙攣は止まらない。
今まで自分でさえ触ったことのない場所をいじられ、倫奈は想像もしたことのなかった快感に襲われていた。
あんな場所を触られ、これは絶対に恥ずかしいことなのに違いない。
なのに、クラスの皆が見る前で…。
ビクッ。ビッ。
倫奈の尻は痙攣した。
皆に見られている前ということは分かっているのに、体が止まらない。
恥ずかしい。
私、恥ずかしい…！
倫奈の快感は、恥辱を感じれば感じるほど、何故だか加速度的に高まるのだった。
皆の視線がいけない場所に集まっている。
倫奈は、講師の中指だけでなく、クラス全員の視線によっても秘部をいじられている気がした。
１本の指と、27本の視線…。
もう、倫奈には堪えることはできなかった。
ビクビクッ。ビッ。
ああ、駄目…。
倫奈は、生まれて初めて覚える快感に脳内が痺れ、自分が最悪の醜態を晒そうとしていることを予感していた。
たぶんそれは、とても恥ずかしい姿。
絶対に見られてはいけない姿。
――――クラスの皆に、見られてしまう…！
倫奈の快感は、もはや理性ではとうてい抑え込むことは不可能だった。
ビクビクッ。
ビクッ。ビクッ。
必死に声を押し殺す倫奈。耳も鼻も顔じゅうが真っ赤。
「はっ…はんんん…。」
ついに、声が出てしまった。
愛らしく、せつない声だった。
倫奈は、堪えきれず自ら腰を前後に動かしてしまった。
ビクビクビクビクビク…。
同時に倫奈の尻が激しく痙攣する。
と、倫奈の股間からブシャッと液体が噴き出した。
「きゃっ」と女生徒らが悲鳴を上げた。
どよめく男子たち。
「おもらし？」と女生徒の声がした。
ブシャッ。ブシャーッ。
講師に隠されている倫奈の股間から引き続き液体が噴き出した。
「はあんんんんん…。」
倫奈はせつない声を上げた。
恥ずかしい絶頂。
倫奈は、ついに最悪の醜態を晒してしまった。
クラスの皆の見る前で、こともあろうに果ててしまったのだった。
自ら腰を使い、快感に声を上げて果ててしまった。
潮を噴くほどの完全な絶頂。
言い訳のしようはなかった…。
「おい橋本、どうした？」
とぼける講師が見下ろす下で倫奈は教卓にもたれ全身をビクビクと痙攣させていた。
そのまま床の上へと崩れて行く倫奈。
クラスはどよめいていた…。
ドレスを戻されて教卓の前に立っている倫奈。クラスの方を向き、鼻まで真っ赤に染めた顔に涙を流していた。
講師は横に立ちながら、
「橋本。今日のことは、色んな学校で広められてもいいか？」
そう倫奈に尋ねた。
倫奈は目を閉じ大きくかぶりを振った。
「よし」と講師は言い、生徒たちの方を見て言った。
「みんな今日のことは橋本のために誰にも言わないでやってくれ。」
倫奈は激しく泣くじゃくったまま机に帰ることを許された。
広がったスカートをすぼめつつ、倫奈は机で衣擦れの音を立てながら自分の机へと戻って行った。
生徒らの視線が刺さる。
彼らの見る前で自分は果ててしまったのだ。
股間をいじられて恥ずかしい快感を覚え、はしたなく果ててしまったのだ…。
皆の見る前で…！
倫奈は真っ赤な顔に一層涙をこぼし号泣した。
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